塾の役割は、第一に生徒の皆さんの学習支援でしょう。
そのために何ができるか、いつも頭のどこかで考えながら生きているわけですが、これが非常に悩ましいです。
まず「良い授業をする」というのが浮かび上がるのですが、実際に生徒の皆さんを動かすのは、そこではないのですね(高い授業能力があるのは、前提条件でしかない)。
いわゆるカリスマ教師、ある塾のエース的存在の授業を見学する機会が何回かあり、いろいろな引出しを見せてもらったことがありますが、そのとき「心をつかむ」ことで人は動くのだなぁと実感しました。
とはいえ、強烈な人柄で人を引き付けられる人物は少ないです(このような思考をめぐらす時点で、そういうタイプではない……)。
クラスによっては、ぽんぽん対話中心にコミュニケーションをとれる場合があり、なれ合いにならないなら、それが一番よいのかなと思えます。
しかしそれが難しい場合(生徒さんとの相性もあるので)、「こちらも努力しているんだよ」と頑張っている背中をいろいろ見せていくしかないのかもしれません。
ただ、あらゆるものをブロックして、精神的に引きこもってしまっている生徒さんもいて、その上で、短期的に成果を出す(定期試験の成績を上げる)のは難しいです。
とりあえず、ここまで。
時々、塾からの連絡以外に、普段思っていることを備忘録的に書いてみて、思考の土台を補強してみようと思います。
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